診断するボーダーラインは曖昧な点が多い。
例えばあなたが週初めに失恋したとして落込み、週末に心療内科にかかったとします。
「食欲がない、寝れない、やる気が出ない。落込みが酷い。」
と伝えたとしましょう。
医師は、うつ病ですね、お薬出します。
そんなことあり得ない、、と思うかもしれません。
確かにこれは、相当雑に大袈裟に説明していますw
んが、しかしですよ、しかしながら
症状で苦しんでいるのなら、傾向から判断して、病名がついてしまうかもしれません!
理由は簡単です、目に見えないからです!
これを踏まえて考えると、
医師によって判断は異なる可能性があり、病名をも間違える可能性もある。
精神疾患に関わる定義は存在しますが、同じうつ病でも原因や症状は様々です。そこを見極める難しさがあります。
定義については、どこでも解説しているのでwebで検索してみるのをお勧めします!
愛について語る時、それは恋じゃない??LIKEであってLOVEではないんじゃない?
クサイ話ですが、こういうのありますよね?ww
愛についての価値観や、恋と愛の違いについては国語辞典を開けば記載してあります!
定義はありますが、ぶっちゃけ、人それぞれじゃん!?
って答えに辿り着く訳です。
目に見えないですから、議論する労力を考えると、当人の感覚次第、捉え方次第と落ち着く方が平和的解決です!
愛って難しいわww
要は、ベターなお題である愛でさえ、目に見えない曖昧さが生じてしまう。分かりやすかったでしょうか??
曖昧である実体験をお話します!
- 旦那さんの浮気に対する慰謝料が欲しいがために、嘘の症状を伝え続けて診断書をもらった人がいました!!
- 僕は、うつ病と診断されましたが、その原因となる他の精神疾患が隠れており見落とされました!一向に良くならず、病院を何件も変えて発覚しました。
きっと先生は親身に話を聞いて総合的に判断したと思います。腫瘍などではないため画像診断や血液検査などで診断は出来ません。処方薬局が一緒だったので、いつの間にか仲良くなり話を聞いたら教えてくれました。もらったお薬は、捨ててるそうですww
病気が見落とされた件については後ほどお話ししますね!
どうですか??目に見えない曖昧さが故に引き起こす誤診は、実際現場で起こっています!!
ここまでをまとめ
- 心の病にも定義はあるが、診断には曖昧さがある。
- そのため通院(初診)する本人の気持ちや発言、医師の個人差で診断が変わる。
- 最終的に、間違った治療を受ける可能性もある
ここまでは簡単に理解出来るかと思います!結局何をしたら良いのか??
ここを詰めていきましょう!
他人事と思って客観視しよう!!
普段から心がけているわよ!って人もいますが、そう思ってる人でさえ割と出来ていないんです!
結論から言うと、
「俯瞰して引きで全体像を見ることです!!」
例えるなら、ルービックキューブをやるとき、必ず手に取って全面に何色が配置されているか?どう動くかいじってみたりしませんか?
同様に自分の異変にも同じ行動を当てはめてみましょう!!
準備するものは紙とペンのみです!
筆記開示で一石二鳥!
20年以上、様々なトレーニングや方法を試してきましたがこれがベストだと感じています!
筆記開示は、メンタルトレーニングや実際の療法でも使用される効果的な方法で、「頭にあるものを書き出す」そして「可視化」するだけす!
今後も必ず使用する方法なので、「困ったときは行う」習慣を身に着けるとより良いです!
闇雲に書いてもここでは意味はないので、ルールとテーマを絞り込みます!
1人で落ち着いた時間に行いましょう!
1週間続けてみましょう!
どんな症状があるかを書きましょう!
(やる気が全く起きない、眠れないetc…)
それらが「いつ頃から」始まったかを書き足しましょう!
今現在「辛い順に」並び替えましょう!
テーマ2
テーマ1で記載した内容が、生活にどんな支障をきたしているかを別枠に書き出しましょう!
(眠くて仕事に集中できない、作業が遅くなるetc…)
テーマ3
テーマにで記載した内容に対して、どう思っているかor感じているかを追記しましょう!
(サボってるように感じる、仕事仲間に申し訳ないetc…)
テーマ4
テーマ3までを振り返り、何が原因だと思うかを書き出して見ましょう!
(前回のプロジェクトで失敗して上司に怒られたetc…)
テーマ5
テーマ4までのこと全てが「友達に起きている現象」と仮定して、アドバイスや励まし、訂正を書き出してください!
(君が努力しているのは理解しているから自分を責めないでetc…)
テーマ6
テーマ5を参考に解決方法や、改善できそうな取組みを考え書き出しましょう!
(他の上司や同僚に相談してみよう、趣味を満喫してみるetc…)
以上です!
2日目以降は、ペンの色を変えて追記があれば記入し、削除するものがあれば斜線をひきましょう!
一週間経過後ここから病院に行くべきかの線引きです!
- 家族・親しい友人に見せて「事実」と「認知」を分ける作業を行いましょう!
- そこで再度翌週もテーマ1〜6を行ってみましょう!
- 2週間で改善された点を確認しましょう!
上記3つの中でどこまで出来るかで変わります!!!
それでは発表します!
どれか1つでも出来なかったから病院にいきましょう!!
- 家族や友人に話せない環境(心理的・物理的の両方)は、いくら自分で観察しても、心にとって良いとは言えません。第三者の意見を聞けないことは判断の選択肢を狭め、思考が固執してしまいます。拗らせる前に医師と共に作業をしましょう!
- 2週目に突入出来ない程の疲労感や倦怠感がある場合は、心の健康を損ねている可能性が高い!病院にいきましょう!
- 2週間で改善されず、悪化の一途を辿っている場合も同様に心に負荷がかかっています。早急に病院へいきましょう!
この筆記開示は、色んな法則が含まれており、客観視だけでなく療法の側面も持っています!メンタルケアの入り口としてもこの方法は、とても効果的です!
実際に病気かも、、と相談してくれた友人にこの方法を勧めて行ったところ7割の確率で改善がみられました!
ここで1〜3が出来る方は、様子をみて健康的な生活を維持しましょう!
ポイント!!
先述で「診断のボーダーラインは曖昧です。」と説明しました!
診断が曖昧であれば当然、受診するボーダーラインも曖昧です。
webでリサーチすれば色んな情報が手に入ります!
セルフチェックで簡単に診断結果が出るタイプは、不安を煽るばかりで使えない。
これが20年以上サバイバルしてきた私の経験から導き出した答えです!
押さえておきたいコツは、
経験者やカウンセラーなどの知識をもつ人間が周囲にいるかどうか?やる気のでない自分を理解して親身に話を聞いてくれる人間がいるかどうか?
自分自身の症状よりも初手は上記が大切になります!!
是非、自分の周囲の環境に目を向けてください!
次回は、「いざ出陣!病院入門」の記事をご覧ください!