病気のゴールライン

卒業は自分で決める!

通院を辞めるかどうかは、医師が決めることではありません!
僕は6個の精神疾患をクリアしましたが、医師から「もう治ったので来なくていいよ!」と言われたことはありませんww

残念ながら、、この病に「根治」と言う言葉は存在しません。。

治る=寛解

精神疾患で通院しているならばこの理解を深めなければいつまで経っても病院を卒業することは出来ません!!

寛解の定義!

まず絶対にこれだけは押さえてください!!
症状が落ち着いて安定した状態

詳しく説明すると

症状が一時的に軽くなったり,消えたりした状態です。このまま治る可能性もあります。場合によっては再発するかもしれません!
完全に治った状態を医師は目指していません!
医師の理想としては
自然にこのまま安定が続く、安心感のあるニュアンスで伝えられる状態に持っていきたい!
これが本音です!実際に今まで担当してくださった医師は「完治」や「根治」など1度たりとも口にしませんでした!
サバイバル君
なんかそれじゃ一生病気みたいな気がする、、、
セイバー鈴木
その不安を取り除くために検診を続けよう!

治療通院から定期検診に切り替える!

分かりやすい例えを2つ話しますね!

1.風邪やインフルエンザ

皆さんは今風邪ですか?と聞かれたら
仮に「はい!健康です!!!」と答えても、それは今寛解しているだけで「一生ですか??」と切り返されたらどう答えますか??
どんなに健康に気をつけていても、年に1度ぐらい風邪ってひきますよね??
分からないからこそ、インフルエンザの予防接種を受けたりしますよね?

2.競泳選手池江璃花子さんなど、白血病

抗がん剤治療などの化学療法を行い、一定期間、数値などが安定した。
「はい寛解しました、これでお終いです!」なんてないですよね??
その後も定期的にお薬や療法を行いますよね?細かい説明は省きますがお薬の投与は1年から5年ほどです!
この予防接種や定期検診は
「症状はないけれども、健康維持や状態を把握するため」
病気に必要なことです!!うつ病や、気分障害も同じです!
今症状がなくても、本人の意思とは関係なく、環境悪化や人間関係のトラブルなど、どんなストレスが待ち受けているか分かりません!

つまり、、通院は続きます!!

寛解のボーダーライン

医師から寛解です!!と言われることは滅多にありません!!
先述したように、「安定した状態が続く」のが条件ですので、
「私安定してます!!!」を報告し続けないとなりません!!

報告を繰り返す中で
症状緩和から、「予防や経過報告のため」に通院目的が変わった!!

これを感じることが出来たら寛解です!!
それともう1つ!
病気の卒業=病院の卒業ではない!
寛解した後も、お薬は出ることが多いです!イメージとしては「お守り代わり」に持ち歩いておくことで安心感が増します。これによって症状がない期間を伸ばすことが出来ます!
病気の卒業=寛解への入学・寛解の卒業=通院の卒業
薬を飲む必要がなくなった!これも寛解と捉えて問題ないです!

卒業のタイミング!

これは、簡単です!
薬・通院が必要ないと自分に100%自信が持てた時!!

もちろん医師に相談しながら決めてくださいね!!
寛解までに年単位、検診通院にも数年かかると思います!
個人差はありますが僕は、最低でも2〜3年はかかります!
長期戦になるので焦らずじっくり進めることが大切です!

もう一つの考え方として
寛解をしているならば、別に卒業せずに定期通院を続けてても良い!

病院にかかる費用や時間は社会復帰に不利と考えている方も多いと思います!

  1. 通院するために、仕事を早退しなければならない。
  2. 病院代が無くなれば家族旅行分のお金になる。

簡単に言えば「採用に不利」・「家族に迷惑」と考え込んでしまうわけです!

実際の僕の経験上ですが、就活時に不便になったことはありませんww
周囲を納得させるよりも、周囲に検診通院の意味を理解してもらう方が早いww
私はこの考え方がベストだと思っています!

今回は、基本をお伝えしました!!
今後は各要素をピックアップして具体的に記事にしますのでお楽しみに!!

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